お台場で「フルーツビール」イベント-女性中心にベルギー産など飲み比べ

乾杯をするイベント登壇者(左から2人目・ダミアン・ドームさん、右から2人目・佐藤ひとみさん、右端・田中社長)

乾杯をするイベント登壇者(左から2人目・ダミアン・ドームさん、右から2人目・佐藤ひとみさん、右端・田中社長)

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 お台場のイベントスペース・東京カルチャーカルチャー(江東区青海1)で11月29日、「お台場フルーツビールフェスタ」が開催された。

ベルギーのフルーツビールを楽しむ女性参加者

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 ベルギー産の5種類の「フルーツビール」と2種の「ノンアルコール・フルーツビール」を楽しむイベント。会場には「フルーツビールの女王」と呼ばれる木イチゴを漬け込み熟成した「ブーン・フランボワーズ」やホワイトビールにストロベリー・ラズベリーなどのフルーツジュースをブレンドした「ボスクリ」などフルーツビールの本場・ベルギーを代表するブランドと、博水社(目黒区)が販売する日本初のノンアルコール・フルーツビール「ハイホップ」のシャルドネとレモンの2テイストが、ベルギーの郷土料理やチョコレートと共に用意された。

 イベントではベルギー観光局ワロン・ブリュッセル日本支局長のダミアン・ドームさん、ベルギービール広報センターの佐藤ひとみさん、博水社の田中秀子社長が登壇。ベルギービールの歴史とベルギー観光に関するトークや、ノンアルコール・フルーツビールの開発ストーリーなどを披露した。

 会場は女性を中心に前売り券だけで定員の100席が満席となる盛況ぶりで、2時間にわたり「飲み比べ」を楽しんだ。埼玉県と神奈川県から訪れたという女子大学生の2人連れは「(ラガーなど一般の)ビールは苦手だが、フルーツビールは甘くて風味が良く飲みやすい。全種類の味を試して、ビールの見方が変わった」と笑顔で話していた。

 ベルギー産のフルーツビールは醸造方法・味・香りの種類の豊富さが特徴。財務省貿易統計によると、ベルギービールの輸入量は2001年から2011年の10年間で約4倍に増え、外国産ビールの輸入量としては第5位の規模。特にカクテル感覚でカジュアルに飲めるフルーツビールは女性やアルコールに弱い人たちに人気が高い。

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