ANA、羽田~フランクフルト線就航-B787初の長距離国際線

羽田~フランクフルト線の初便の出発を見送るANAスタッフ(羽田空港国際線ターミナルで撮影) Photo ©Jun Matsumoto

羽田~フランクフルト線の初便の出発を見送るANAスタッフ(羽田空港国際線ターミナルで撮影) Photo ©Jun Matsumoto

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 ANAは1月21日、羽田~フランクフルクト(独)線の運航を開始した。

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 新路線は同社の10番目の羽田発着国際線で、初の欧州線。機材にボーイング787の国際線仕様の新造機を使用する。運航スケジュールは往路が羽田出発=深夜1時・フランクフルト到着=5時25分、復路がフランクフルト出発=11時15分・羽田到着6時45分(翌日)。運航日は1月中は月曜・木曜・土曜(日本時間)の週3便、2月以降はデーリー運航となる。

 初便の出発ゲートでは関係者や同社社員で構成する「787プロモーションガールズ」らと共に就航セレモニーを開催。同社の上席執行役員東京支店長の西村健さんらが、同路線がB787型機の世界で初めての長距離国際線であることや、フランクフルトから欧州各地への乗り継ぎの利便性の高さなどを強調した。搭乗旅客には、ドイツ人アコーディオン奏者の演奏の中、ドイツのグリューワイン(ホットワイン)が振る舞われた。

 羽田とドイツ主要都市を結ぶ路線枠については両国の航空当局が2009年、それぞれの国の航空会社が深夜早朝時間帯(22時~翌7時)に1日2便(週14便)を運航することを認めているが、航空会社による定期便の就航は今回が初めて。羽田空港発着の欧州路線はロンドン線・パリ線に続く3路線目。

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