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新会社で羽田空港「空弁」事業強化へ-JALUXと日本空港ビル

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 JALUXと日本空港ビルデングは9月、羽田空港における食料品製造事業の新合弁会社「日本エアポートデリカ」を設立した。

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 羽田空港での店舗運営に実績のあるJALUXと空港ターミナルビルを管理運営する日本空港ビルが協力することで双方のノウハウ・ナレッジを共有・活用でき、店舗事業や不動産事業などの共通する事業領域の効率化・合理化が図れると、業務提携を決めた。

 新会社の事業内容は「羽田空港における食料品製造事業(日配総菜類)と食料品・食材・雑貨などに関する倉庫・物流事業」。具体的には、空港利用者に人気の 「空弁」や総菜類などを共同生産し、顧客ニーズに合致した新商品の開発や共同仕入れなどを計画しているという。

 両社によると、初の合弁会社の設立は広範囲な業務提携の一環。「『羽田空港をより魅力的な空間とすること』をコンセプトに、今後、空港向けの食料品製造にとどまらず外販マーケットの拡充などの事業も展開していく」と広報担当者。

 事業開始は2012年4月1日を予定。

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