羽田空港第2ターミナル(大田区羽田空港3)3階にある美術館「ディスカバリーミュージアム」で4月4日、新企画「和敬清寂 茶席千利休展」が始まる。
同館は昨年10月にオープンした国内初の空港内美術館。700年の歴史を持つ細川家の工芸品・歴史文書を管理する美術館「永青文庫」の所蔵品を、従来の美術館の枠を越えたラウンジ風の新しいスタイルで常設展示する。
新展示は同館の3回目の企画展。「利休が現代に生きていたら、どのように人をもてなすか」をテーマに、永青文庫の秘蔵品である利休自作の茶杓(ちゃしゃく)「ゆがみ」、利休が愛した「三島暦手茶碗(みしまこよみてぢゃわん)」などの茶道具を展示する。新企画について、「展示を通して利休の教えを感じ、『おもてなしの心』を発見してもらいたい」と担当者。
開館時間は11時~18時30分(祝日は10時~18時30分、展示切り替えのため4月4日~15日は休館)。入場無料。7月18日まで。