羽田経済新聞の今年の年間PV(ページビュー)ランキング1位は、国際化した羽田空港発着の新路線を伝える記事「JAL、羽田空港発着9国際路線開設を発表-10月末より週98便運航」が輝いた。
ランキングは今年1月1日から12月27日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10記事の8本が今年10月の羽田空港の再拡張・国際化関連で、「羽田国際化」への注目度の高さがうかがえる結果となった。
上位10位のランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)
1. JAL、羽田空港発着9国際路線開設を発表-10月末より週98便運航 (4/30)
2. 米3社、羽田からNY・LA・デトロイト・ホノルル線就航へ-米運輸省が認可 (5/10)
3. 京急蒲田駅付近上り線、5月16日に高架化-完工後には羽田空港線大幅増便へ (4/6)
4. 「グーグルマップ」に羽田D滑走路出現-海上に人工島くっきりと (3/30)
5. 京急、羽田空港~品川にノンストップ電車-国際化に向け深夜・早朝にも増発 (5/11)
6. 羽田空港新国際線旅客ターミナル公開-日本らしさ演出、新しいランドマークに (8/2)
7. 東京モノレールに国際線新駅-軌道移設後も最短所用時間は変わらず (2/12)
8. 羽田空港に10月31日より国際定期便-鉄道アクセスは10月21日開業へ (5/17)
9. 首都高湾岸・横羽線接続で羽田周辺のアクセス向上-10月20日開通へ (9/3)
10. スカイマーク、茨城空港から羽田空港へ「開港記念便」-水平飛行は7~8分? (2/2)
ランキング1位は1月に経営破綻したJALによる「9路線開設」という羽田の国際線戦略に、広く注目が集まったもの。2位のアメリカの航空会社による路線開設に向けた動向も、同様に話題となった。
4位・6位は羽田国際化に関連した新滑走路や旅客ターミナルの情報を伝えるニュースで、その中でも「グーグルマップ」への海上D滑走路の登場の記事が注目された。空港への地上アクセスとしての京浜急行と東京モノレールなどの話題も3位・5位・7位・8位となり、「国際空港」に関する身近な情報が注目を集めた。9位は羽田空港から多摩川をはさんだ対岸の首都高の新開通区間に関する話題で、羽田空港周辺の広域の地上アクセスの拡充への興味が反映された。
10位は茨城空港開港の記念フライトが茨城~羽田間を運航したニュースで、区間距離約100キロ・飛行時間20分の「羽田発着最短便」の話題に人気が集まった。
羽田経済新聞では引き続き、国際化・24時間運用が進む空港関連情報を幅広くカバーするともに、空港を支える周辺地域の話題も積極的に取り上げていきたい。