三宅島の火山活動の影響により、約8年間運休していたANAの羽田-三宅島間の定期便が4月26日に運航を再開してから1カ月が経過した。
同社によると、再開後の同路線の運航スケジュールは火山ガスや風向きなどの影響を受けたものの、5月30日までの30日間の搭乗率は63%を超えたという。同路線は現在1日1往復の運航だが、同島の関係者らは「条件が整えば増便も要望したい」と話す。
同社グループでは同路線の再開を記念して、三宅島噴火口の雄山(おやま)を背景とした村有林2ヘクタールに、三宅島の原生種であるツバキやヒサカキなどの苗木約1,000本を植樹する。活動には、地元と島外のボランティア約100人が参加する予定。
同グループは、就航する国内全空港の周辺地域で、地元の人々と共に「木を植え、森を育てる」緑化造育林運動を展開している。三宅島での植樹活動は5年目を迎える同運動の24番目の拠点で、「私の青空 三宅島空港・アカコッコの森」と名付けた。同島に火山噴火前の森を再生し、三宅村のシンボルである国指定天然記念物「アカコッコ」などの野鳥のサンクチュアリの復活を目指すという。
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