羽田空港発のJAL国際線機内食で12月5日より、香川県産のミカン「小原紅早生(おばらべにわせ)」が提供されている。
小原紅早生は、温州ミカンからの突然変異で生まれた品種。赤い実と濃厚な甘さが特徴で、「金時ミカン」とも呼ばれている。香川県は同種を県のオリジナル・ミカンとして販促を進めており、海外市場の拡大にも取り組んでいる。シンガポールと台湾は重点海外販路で、これに香港を加えた3地域への積極的なPR展開として、同航空会社の羽田~香港・台北・シンガポール線、1日計3便の機内食に同品種上級ブランドの「さぬき紅」を1個ずつ提供する。機内では客室乗務員が「小原紅早生」の説明や商品カードの配布も行う。
併せて、羽田空港国際線旅客ターミナルにあるJALのラウンジで7日まで、利用者が同県産品の試食ができる「香川県フェア」を開催。全路線のエクセグティブクラスの乗客らを対象に試食提供を行うことで、より幅広い販路開拓と販促につなげていきたい考え。
機内食での提供は今月11日まで。