JAL、10月以降の羽田空港のサービスを発表―国際線ターミナルには到着ラウンジも

国際線ターミナルのファーストクラスラウンジの完成イメージ 写真=JAL

国際線ターミナルのファーストクラスラウンジの完成イメージ 写真=JAL

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 JALは9月3日、羽田空港の10月の再拡張・国際化に伴う、新しい空港サービスの詳細を発表した。

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 10月21日に供用開始する新国際線ターミナルでは、同社が国内線で使用する第1ターミナルが近接している立地を生かし、国内線と国際線の乗り継ぎサービスの充実を図る。10月31日以降は、同社専用のターミナル間乗り継ぎバスを双方向に運行する。

 国内線から国際線への必要最短時間は現行より10分短縮した60分に設定。荷物のスルーチェックインも一部を除きすべての国内線からの乗り継ぎで可能にする。国際線にもウェブチェックインに連動した携帯電話の2次元バーコードによる搭乗システム「QuiC(クイック)」を導入。国際線から国内線への乗り継ぎの必要最短時間は70分。新国際線ターミナル内に国内線専用カウンターを設け、到着旅客の乗り継ぎ便の搭乗と荷物預けの手続きに対応する。

 新国際線ターミナルには、同社のマイレージプログラム「JALマイレージバンク」の対象会員・上級クラス利用者向けの「ファーストクラスラウンジ」「サクララウンジ」のほか、早朝に到着する旅客向けに同社初となる「ARRIVAL(アライバル)ラウンジ」も新設する。シャワー施設・軽食・飲み物などを提供するという。

 同社では現在、パリ・サンフランシスコ・シンガポールなど、欧米とアジアへの10路線1日13便の国際定期便運航を計画している(政府認可申請中)。今回のサービスの拡充については「空港施設やサービス内容などについて細かい部分まで徹底的に見直しを行い、新しい旅のスタイルを提案していく」としており、国際線ターミナルに加えて、国内線のラウンジとカウンターなどのリニューアルも予定している。

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