東急電鉄は5月23日~28日、池上線(蒲田~五反田)の全線開通80周年を記念して大田区役所(大田区蒲田5)1階北ロビーで写真展を開催する。
同線は、1922年に主に池上本門寺参詣の公共交通として蒲田~池上間が開業(当時は、池上電気鉄道)。その後延伸が進められ、1928年6月に大崎広小路~五反田間が開業し、全線開通した。同展は、貴重な写真や資料などを一般公開し、地域とともに歩んだ同線の80年の歴史を振り返る。開場時間は10時~17時(最終日は10時~16時)。24日・25日は休館。
同社は、昨年7月に大井町線(大井町~大岡山)も開通80周年を迎えたことから、「池上線・大井町線80周年記念プロモーション実行委員会」を立ち上げ、今年6月までの1年にわたりさまざまなイベントと記念事業を実施している。今回の写真展は、特別列車の運行・記念ストラップの販売・シンポジウム・ウオーキングイベント開催などに続く企画。
同社では、両線の開通80周年を機会に、街の中心的存在である駅の役割や沿線地域の人々とのつながりを再認識していきたいとう。