京浜急行電鉄が5月18日、京急蒲田駅~雑色(ぞうしき)駅間の上り線約800メートルを仮高架化した。
同工事は、東京都の都市計画事業として同社が2001年2月に着手した「京急蒲田駅付近連続立体交差事業」の一部。切り替え工事は17日夜から行われ、18日未明に終了。同日の上り電車は始発から仮高架線を運行した。
同区間の上り線の仮高架化で、環状8号線踏切(京急蒲田第5踏切道)を含む4つの踏切は下り電車のみの通過となり、横断距離が最大約4メートル短縮した。遮断時間は約4割短縮する見込みで、周辺地域の交通渋滞の緩和が期待される。
2014年の同事業完了時には、京急本線の平和島駅~六郷土手駅間(約4.7キロメートル)と空港線の京急蒲田駅~大鳥居駅間(約1.3キロメートル)の上下線が高架化し、現在同区間に28カ所ある踏切がすべて消滅する予定。総事業費は約1,650億円。
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