ANA(本社=港区)とジェイティービー(JTB、本社=品川区)は7月16日より、共同で羽田~ホノルル間のチャーター便11本の運航を企画・実施する。
夏休み期間における羽田発着の海外旅行需要の創出とハワイへの海外旅行需要喚起を目的にするもので、すべて羽田空港の深夜早朝時間帯(23時~翌6時)を利用する深夜出発・早朝帰着のスケジュールとなる。
運航スケジュールは往路が羽田空港出発=23時45分・ホノルル空港到着=12時20分、復路がホノルル空港出発=1時30・羽田空港到着=4時45分(翌日)。往路の出発日は7月16日・20日・24日・28日・8月1日・5日・9日・13日・17日・21日・25日。期間はすべて7日間。機材はANAのボーイング777-200ER(ビジネスクラス=70席・プレミアムエコノミー=36席・エコノミークラス=117席)を使用する予定。
チャーター便を利用した旅行商品はANAハローツアーとルックJTBが今月下旬より販売する。旅程はすべて首都圏の利用者であれば出発当日に通常通り仕事をしても十分出発に間に合い、地方空港から出発する旅行者にとってはチャーター便出発に合わせた国内線利用や乗り継ぎの待ち時間を利用した東京観光を楽しめるものだという。今回の大規模な共同企画について、両社は「羽田空港国際化に向けた『新たな旅のかたち』を提案できる」としている。