高級チョコレートメーカー「メリーチョコレートカムパニー」(大田区大森西7)と、手作りホビー材料の大型専門店「ユザワヤ商事」(西蒲田8)は5月15日より、「羊」をキーワードに異業種コラボレーションを展開している。
両社はいずれも大田区に本社を置く企業。まったくの異業種でありながら、メリー社から昨年登場した新キャラクター「メリーちゃんの羊」と、ユザワヤのトレードマーク「創作のひつじ」(羊が編み物をしている図案)が「羊」でつがっていることからコラボレーション企画が誕生した。
共同キャンペーンは、メリーチョコレートが提案する「スイーツを通して羊のように仲良くコミュニケーションする日」という「ひつじの日」(6月6日)を2社で盛り上げていく内容。ユザワヤがメリーの羊キャラクターでプリント生地を製造し、売り場でメリー社の菓子とともに統一感をもたせて店頭販売する。メリーチョコレートの売り場でも同プリント生地を使用したバッグ入りの菓子の詰め合わせ商品グッズを販売する。コラボ商品は「メリーちゃんの羊 お弁当袋セット」(1,660円、チョコレート・マシュマロ・フィナンシェケーキ入り)と「メリーちゃんの羊 巾着(きんちゃく)袋セット」(660円、テイスティケーキ入り)。
展開店舗は、ユザワヤが生地は全店舗、菓子は蒲田店・新宿店・吉祥寺店・横浜店ほか。メリーチョコレートカムパニーが百貨店内の「メリーちゃんの羊」ブランド取扱店舗(一部を除く)。
同企画の取り組みについて、両社は「これまでにない異業種のコラボを通じて、地域社会を活性化し大田区から日本の底力をみせていく」と意欲的だ。