羽田空港第2ターミナル(大田区羽田空港3)の到着保安区域エリアで4月23日より、空港と航空会社の過去から未来までの移り変わりを写した写真を展示する「HANEDA PHOTO COLLECTION(ハネダ・フォト・コレクション)」が開催されている。
同ビルを管理・運営する日本空港ビルデングと同ターミナルをメーンに使用するANAが共同で開催する写真展。同到着エリアのコンコースの62番から65番ゲートまでの間のムービングウォーク(動く歩道)3基分の壁面約60メートルに、空港とANAの歴史をたどる写真40枚を大型写真パネルで掲示する。過去のイベントや歴史的な出来事をとらえた貴重な写真に加え、今年後半に供用を開始する同ターミナル本館増築部分やANAが世界で初めて就航させる新型ジェット旅客機・ボーイング787型機の完成予想図など、日本の空の「未来」の画像も含まれている。
同ターミナルは現在、本館の南側が増築工事中のため、「南ピア」にあるゲートに到着した旅客は同コンコースを通って本館北側の到着ロビーまで移動しなければならない。これまでムービングウォークの横は壁のままだったが、日本空港ビルデングとANAがゴールデンウィークを中心にした繁忙期に向けて「空港内での移動時間も素晴らしい写真で楽しんでもらいたい」と、空港ターミナルのCS向上策の一環として企画した。同制限エリアでの写真展の開催は今回が初めて。
展示は5月31日まで。