羽田空港第2ターミナルで3月3日、ANAグル-プ「『私の青空』国際環境絵本コンクール」の表彰式が行われた。
同コンクールは、次世代を担う子どもたちに「環境・自然・生き物・資源を大切にする心」を伝えるとともに「親子で環境について話し合う機会」を提供することを目的に開催するもの。
7回目の開催となる今回は昨年6月~9月、「環境」をテーマとした絵本作品を募集。国内20都道府県・海外7カ国の5歳~71歳の幅広い年齢層から366作品が寄せられ、大賞には熊本県在住の赤崎一雄さんが枯れ葉だけで描いた「葉彩画」作品「『桜の青い空』~Sakura’s Blue Sky~」が選ばれた。
表彰式には審査委員長を務めた作家のC・Wニコルさん、審査委員の福原愛さん(ANA所属)と片岡安祐美さん(茨城ゴールデンゴールズ)らを迎え、赤崎さんに表彰状・賞金20万円・副賞のANAマイレージクラブ5万マイルなどを贈呈した。ニコルさんはあいさつの中で、同作品について、「一目で大賞(候補)に決めたほどの素晴らしい作品。ぬくもり・温かみ・かわいさがある飛行機の旅のための絵本」と評した。
受賞作品は今春より、世界の子どもたちに読んでもらえるよう日英2カ国語併記で5万部を製本し、同社機内のほか国内外の保育園・幼稚園・小学校などで配布していくという。