東急多摩川線武蔵新田駅近くにある新田神社(大田区矢口1)で2月20日、ワークショップ「光の鳥プロジェクト」が開催される。
沿線の鉄道・駅・街を舞台に市民と企業が取り組む現代アートによるまちづくり活動「多摩川アートラインプロジェクト」の一環。参加者はアーティストの吉田重信さんとともに、はがきに自由にイラストやメッセージを描く。作品は吉田さんが南フランス・オラン-ジュに運び、現地の展覧会会場に展示。展覧会終了後にはフランスからあらかじめ書かれたあて先に向けて投函される。
会場の新田神社は650年以上の歴史を持つ神社。主催の多摩川アートラインプロジェクト実行委員会によると「伝統のある神社を会場にすることで、地域の『歴史』をフランスに伝えることができる。現地での展示後に日本などへ郵送し、長い距離を『移動』することも作品の一部となる」と話す。
開催時間は14時~16時。定員は30人で参加無料。実行委員会が現在、参加者をメール(office@tamagawa-art-line.jp)とファクス(03-3731-4126)で受け付けている。