シンガー・中孝介(あたりこうすけ)さんが9月8日、羽田空港第1ターミナルで新曲リリースを記念するスペシャルイベントを開いた。
イベントは翌9日発売の「空が空」(EPICレコードジャパン)にちなんで、名字か名前に「空」がつく人たちとその家族を招待するミニライブ。ソーシャル・ネットワーキング サービス「mixi」などを通じて事前に応募した100人以上から10組が招かれ、会場となった空港ターミナル6階の多目的スペースに家族連れなど約20人が訪れた。
中さんは、航空機が着陸するA滑走路、建設中の国際線ターミナル、夕日に染まる都心のスカイラインをバックに、「花」「愛燦燦」「空が空」の3曲を熱唱。文字通り「空づくしのイベント」(同社)となった。
大田区から参加者した親子連れは「家族で中さんのファンで、子どもの名前も『青空』と書いて『そら』と読む。空港でライブを聴けるのは珍しいので応募した」とうれしそうに話していた。また別の参加者は「空港で飛行機をバックに生歌を聴けるのはとても新鮮。楽しかった」と満足そうに振り返った。
新曲は今月12日公開の歴史映画「火天の城」の主題歌になっている。中さんは、新曲の発売を記念して同日より、全国10カ所を回るフリーライブツアーを予定している。