羽田空港の第1・第2両ターミナルで2月4日より、兵庫県と東九州の観光キャンペーンが始まり、多彩な旅の情報で空港利用者に地域の魅力をアピールしている。
第1ターミナルのマーケットプレイスには神戸・明石・姫路の3市が合同で特設ブースを設置。神戸空港開港3周年を記念するプロモーションとして、地域の観光スポットや特産品などをPRする。また日替わりで各市の親善大使が登場し、特産品などのノベルティーや観光冊子を配布。初日は「神戸の日」で、親善大使「スマイル神戸」の紀伊さやかさんと同市のキャラクター「コーベアー」が登場し、チョコレートと旅行案内を配った。
第2ターミナルでは、大分・中津・豊後高田・北九州の4市が、連携キャンペーン「魅力満載!魅惑の東九州観光ルート」を展開。地域での多様な旅行の楽しみ方などの観光情報に加え、「大分の鳥天」対「中津の空揚げ」、「大分の関あじ・関さば」対「北九州のフグ」のような対決方式で豊かな食材と料理を紹介する。初日より大分市観光キャンペーンレディーの染矢樹里さんも登場して郷土の魅力をPRするほか、特産品が当たるアンケートも実施している。
北九州市産業経済局商業・観光部の安徳一紀さんは「東九州には特色のある観光資源がたくさんあり、素晴らしい海の幸にも恵まれている。このイベントをきっかけに多くの人に訪れてもらいたい」と話す。
同イベントは国土交通が支援する「空港を活用した国内観光振興プロモーション」の一環。昨年5月~今年3月の実施期間中の指定された3日間に、全国の22団体がそれぞれ独自に地域観光をPRする。初年度最後となる次回開催は3月11日~13日の予定。長野県と岡山県が出展する。
開催時間は11時~18時。今月6日まで。