海水浴イベント「お台場プラージュ2024」が7月27日から、お台場海浜公園(港区台場1)で開催される。主催は港区と、台場地区の地域住民で構成する「お台場プラージュ地域連携チーム」。
港区は、東京オリンピック2020大会のレガシーとして、「泳げる海、お台場」の実現を目指している。取り組みの一環として、「泳げるセーヌ」復活を目指すパリ市と連携し、セーヌ川沿いで毎年夏に開かれるバカンスイベント「パリ・プラージュ」の雰囲気をお台場で再現する。昨年開催時には9日間で約1万4800人が来場し、約4000人が遊泳した。
普段は遊泳禁止の海に期間中遊泳区域を設け、一般開放する。遊泳区域は、生物防除ネットと赤潮や大腸菌の侵入を防ぐ水中スクリーンで囲む。更衣室やシャワーを用意するほか、ライフジャケットの貸し出しも行う。車いすのまま砂浜に入れるマットや、ビーチ用車いす「モビチェア」も用意する。モビチェアは事前予約可能。
会場には、滑り台など子ども向け水上・陸上アトラクションのエリアや、地引き網体験エリア(7月27日・28日、8月3日・4日)、「パリ・プラージュ」をパネルなどで紹介するパリ市のPRブースも設ける。
関連企画として、台場区民センター(同)にパリ2024大会公式マスコット「フリージュ」との写真撮影コーナー(7月27日・28日、8月3日・4日)を設置する。
港区芝浦港南地区総合支所協働推進課ベイエリア活性化担当係長の堀合竜治さんは「海水浴はもちろん、『パリ・プラージュ』の雰囲気を楽しんでほしい」と話す。
開催時間は11時~17時(最終日は16時まで)。参加無料。遊泳には当日、受付で申し込みと参加同意書の記入が必要。8月4日まで。