「パナソニックセンター東京」(江東区有明3)が3月25日、1階部分をリニューアルし「Panasonic GREEN IMPACT PARK(パナソニック グリーン インパクト パーク)」をオープンした。
社会と環境課題の解決に向けて、「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立を目指す長期ビジョンを掲げているパナソニックグループが運営する同施設。小・中学生向けに、深刻化する地球温暖化問題の現状と課題解決策をテーマにした体験型展示を設置する。
展示は、「CO2削減」エリアと「資源の循環」エリアの2軸で展開。「CO2削減」エリアでは、「CO2ってどんなときに出るの?」「今までどおりのくらしだとCO2って減らないの?」「電気をつくるとCO2が出てしまうの?」の3コーナーを用意し、暮らしや発電などの産業を通して排出されるCO2について学び、CO2削減に向けた取り組みを紹介する。「資源の循環」エリアでは、「限りある資源を上手に使うためには?」の1コーナーを設け、ごみや不用品を再利用する取り組みを紹介する。ほかにも、同社のCO2削減への取り組みを絵本で紹介したコーナーや、図書スペースも備える。
同施設所長の児玉比佐子さんは「次世代を担う子どもたちに、パナソニックグループが重要課題として取り組んでいる地球環境問題について、知る、学ぶ、考える体験と、自分たちに何ができるかを探求するきっかけづくりの場を提供したい」と話す。
開館時間は10時~18時。月曜休館。入場無料(同施設3階「AkeruE(アケルエ)」は有料、要予約)。