JALの客室乗務員の有志がクリスマスシーズン限定で結成するミュージック・ベルユニット「JALベルスター」は今冬も、羽田空港など各所で演奏活動を行い伝統の音色を披露する。
同ユニットの活動は今年で14年目。スタートした当初は羽田空港だけでの演奏だったが、現在までにJAL系列のホテル・福祉施設・地方のイベントなど、その演奏の場を広げている。羽田空港の冬の風物詩として毎年の演奏を楽しみに待つファンもいるという。
メンバーは伝統的に同社入社1~2年目の客室乗務員の中から募る有志10人で、今年はそのうち2人は昨年のメンバー。ピアノ・バイオリン・電子オルガンなどの音楽経験者もおり、「ベルスターの歴史を受け継ぎ、先輩たちに負けないすてきな演奏をしたい」(メンバー)と、クオリティーの高い演奏に向けて意気込みを見せる。演奏曲目は「We wish a Merry Christmas」「ジングル・ベル」のほか、ディズニー映画とジブリ映画のテーマ曲など約10曲を予定。
11月に開始した練習をへて今年最初の演奏は12月1日・2日、函館のクリスマスファンタジー点灯式と函館五稜郭タワーアトリウムで行った。今後の演奏スケジュールは、12月23日=11時30分~(羽田空港第1ターミナル・マーケットプレイス2階)、13時~(同)、19時30分~(ホテルJALシティ羽田)、12月24日=17時30分~(ホテル日航東京)、19時~(同)。