海上保安本部羽田航空基地の新航空機、愛称は「みずなぎ」に

ボンバルディア社製DHC-8-315型機 写真:海上保安庁

ボンバルディア社製DHC-8-315型機 写真:海上保安庁

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 第三管区海上保安本部は11月28日、2009年3月末までに羽田航空基地(大田区羽田空港1)に新たに配属する中型飛行機の愛称を「みずなぎ」に決定したと発表した。

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 同機はボンバルディア社(カナダ)製「DHC-8-315」型で、同基地に現在配備するYS11型機の後継機種となるもの。機体全長は約26メートルで座席数は32。速力は時速約490キロメートル。赤外線捜索監視装置を備え、海難事故での捜索活動などに投入する。

 愛称は今年9月に一般公募した。316通・約200種類の応募案件の中から、本部内での選考を経て「みずなぎ」に決定した。この名称はミズナギドリ科の海鳥の総称で、翼を張って海面すれすれに水をなぐように滑空するのが特徴だという。

 同保安本部船舶技術部管理課によると、応募の中で最も多かった愛称は「あるばとろす」(アホウドリ)だったが、その鳥は一部の地域で嵐を呼ぶとの言い伝えがあるため採用を見送ったという。

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