東京都交通局が3月21日から、燃料電池バスの営業運転を始める。
燃料電池バスは、燃料となる水素を車載の高圧タンクから燃料電池に供給し、空気中の酸素と化学反応させて作った電気でモーターを駆動させ走行する仕組み。
同局ではこれまでも「水素社会の実現」を目指し、燃料電池バスの市場投入に向けた技術開発などに協力し、実証実験などを行ってきた。
同局によると今回、トヨタ自動車が開発・市販化した燃料電池バス2両を導入。市販車では日本で初めての路線バスとして運行するという。
東京丸の内からお台場を巡回する路線で、主な停留所は東京駅丸の内南口、有楽町駅、銀座四丁目、築地三丁目、勝どき駅、有明テニスの森、東京ビッグサイト。