寺田倉庫G1ビル（品川区東品川2）で現在、デヴィッド・ボウイの大回顧展「DAVID BOWIE is（デヴィッド・ボウイ・イズ）」が開催されている。

スターマンの衣装と「トップ・オブ・ザ・ポップス」の映像

　2013年、英国のヴィクトリア・アンド・アルバート博物館での開催を皮切りに世界9都市を巡回、約150万人を動員した展覧会のアジア唯一の開催となる同展。「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」といわれるデヴィッド・ボウイのキャリアを紹介する300点以上の貴重なアイテムや、楽曲やミュージック・ビデオなどを展示する。

　会場では、BBCの音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」に出演した際の「スパイダーズ・フロム・マーズ」を従えて披露した「スターマン」のパフォーマンスを追体験することができるほか、アレキサンダー・マックイーンと共同でデザインしたコートやジョルジオ・アルマーニが手掛けたスーツなどのアイテムを披露する。

　このほか、目と耳でボウイの世界に没入することができる最新テクノロジーによるマルチメディア空間も用意。来場者一人一人が専用のヘッドホンで、まるでコンサート会場にいるような感覚を体験することができるという。

　さらに日本展の独自コンテンツとして、日本のクリエーターと協働した映画「戦場のメリークリスマス」の名場面映像に加え、同作品共演者の北野武さん、坂本龍一さんとのインタビュー映像も上映する。

　開館時間は10時～20時（金曜は21時まで）。月曜休館（3月20日・27日、4月3日は開館）。入場料は、一般＝2,400円、中高生＝1,200円、小学生以下は無料（前売り券購入で200円引き）。4月9日まで。