東京ビッグサイト（東京国際展示場、江東区有明3）で12月2日、国内唯一のコインランドリービジネスに特化した展示会「第1回 国際コインランドリーEXPO 2016」が開催される。

「コインランドリー店アワード」のトロフィー

　土地有効活用の目的としてコインランドリービジネスを展開するなど、不動産関連事業者なども熱視線を送る活況のコインランドリー市場。従来の機器だけが置かれたもののみならず、多様な形態のコインランドリーの展開事例も増えているという。

　初開催となる同展では、コインランドリー関連の機器や資材をはじめ、新しいビジネスモデルとしてコインランドリー事業を提案する企業・団体が一堂に会する。国内唯一のクリーニング業界の総合展示会「クリーンライフビジョン21 - 2016東京国際クリーニング総合展示会」も同時開催し、関連市場を多角的に捉えることができる機会を創出する。

　会期中、選考委員会メンバーによる投票で決める「コインランドリー店アワード」の実施をはじめ、新しいJIS取扱表示記号の施行による関心の高まりに合わせて実際のクリーニングの事故品などを紹介する「事故品展示コーナー」や「ウエットクリーニング記号対応コーナー」を設ける。さらにノムラクリーニングが新たに展開した「ninOval wash cafe(R)」や、同社自らが運営も行う全く新しいコインランドリー店舗を会場に再現するなど、豊富なコンテンツを用意する。

　このほか、日本クリーニング生産性協議会常務理事の打越圭介さんによる「海外から学ぶクリーニング業界の今後」をテーマにしたセミナーや、ITビジネスコンサルタントでジャーナリストの神尾寿さんとNTTドコモ執行役員ライフサポートビジネス推進部長の高原幸一さんによるクロストーク「『攻めのIT』で広がるコインランドリービジネスの可能性」など、30以上のセミナーなども開催する。

　開催時間は10時～17時（最終日のみ16時まで）。入場料は1,000円。公式ホームページから事前登録で入場無料となる。12月4日まで。