東京モノレールは11月8日より、現行の始発列車の前に羽田空港第2ビル駅・羽田空港第1ビル駅から臨時列車を運行する。
同空港の深夜早朝時間帯における国際線チャーター便に対応するもので、通常の地上交通機関の利用が限られる早朝の到着旅客に向けた利便性とサービスの向上を図る。
臨時列車の運行時間は羽田空港第2ビル駅を5時11分に、同第1ビル駅を5時12分に出発。「区間快速」での運行で流通センター駅・大井競馬場駅・天王洲アイル駅に停車した後、浜松町駅に5時31分に到着する。浜松町駅からはJR山手線・京浜東北線に接続できる。
現行の始発列車は、羽田空港第2ビル駅を5時21分出発に、第1ビル駅を5時22分に出発し、浜松町駅に5時44分に到着する。
羽田空港では現在、深夜早朝時間帯における国際線チャーター便の運航が週末を中心に増加しており、到着便は早朝4時~5時に多い。これまでに東京空港交通(リムジンバス)や京急バスなどが、同空港と新宿・池袋・品川・横浜を結ぶ路線に深夜早朝時間帯の運行を開始しているが、鉄道による同様のサービス拡大は今回が初めて。