京浜急行電鉄(港区)が11月28日、羽田空港国際線旅客ターミナル駅で人型ロボット「Pepper(ペッパー)」による駅の利用案内を始めた。
ソフトバンクロボテックスが開発する感情認識機能を持つ同ロボットを、羽田空港国際線ターミナル駅の2階到着ロビー改札口付近に「駅係員」として配属した同社。訪日外国人をはじめとする利用客に歓迎のメッセージを送ったり、ダンスを踊ったりして日本の技術力をアピールする。
「配属」初日は、フィンランド・サンタクロース・ファウンデーション公認のサンタクロースによるクリスマスイベントも行い、同駅でペッパーとサンタクロースを囲んだフォトセッションを行った。トナカイのコスチュームを着用したペッパーの姿に、「かわいい」との声が多く寄せられ、反応は上々。本物のサンタを目の前にした子どもたちが「お人形さんみたい」とうれしそうに話す場面も見られた。
ペッパーの勤務時間は、6時~23時。10時~14時は昼食(充電)のため休憩。