お台場の日本科学未来館(江東区青海2)で9月1日より、特別企画「中秋の名月 未来館でお月見!」が開催される。
同館独自の「科学を楽しみ身近に感じる」視点による毎年恒例の「お月見イベント」。期間中、直径約6メートルの地球ディスプレー「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」に月周回衛星「かぐや」が撮影した月の画像を上映し、科学コミュニケーターによる最新の月研究の成果の紹介やサイエンティスト・トークなどを実施。来場者が昼間の開館時間から「お月見」を楽しめるように趣向を凝らす。
9月5・6日には特別夜間開館「大人のナイトミュージアム」を開催。開館時間を21時(6日は20時)まで延長し、普段は見ることのできない宇宙空間に浮かぶような「夜のGeo-Cosmos」をゆっくりと鑑賞できるようにする。5日には新谷恵さんらによる日本古来の楽器によるライブ「大人の雅楽演奏会『雅な月夜のしらべ』」を、6日には嘉数次人(かずつぐと)さんを講師に迎える「サイエンティスト・トーク」なども開催予定。昼夜時間帯とも、イベントなどの詳細は同館のウェブサイトで確認できる。
「大人のナイトミュージアム」は通常料金(大人=620円、18歳以下 =210円)で入場でき、同時に開場時間が延長される常設展も鑑賞可能。通常開館時間のチケットで、そのまま延長時間を楽しむこともできる。特別企画は9月8日まで。
通常開館時間は10時~17時。火曜休館。