羽田空港国内線旅客ターミナル(大田区羽田空港3)の「旅客取扱施設利用料」が2014年4月1日より、値上げされる。
同ターミナルより出発する全ての旅客(航空便に座席を持たない乳幼児を除く)が支払う施設使用料で、同ターミナルビルを管理運営する日本空港ビルデングが、第1・第2両ビルの施設整備費用の増加に合わせて申請していたものを国土交通省が認可した。
新料金は出発旅客が、大人(12歳以上)=290円(現行170円)・子ども(3歳以上12歳未満)=140円(80円)。対象は2014年4月1日以降の出発旅客。徴収は従来通り、航空券発券時に運賃総額に含める「オンチケット方式」とする。
同社は旅客施設の内、出発・到着ロビー、ゲートラウンジ・コンコース、搭乗案内設備・動く歩道、バゲージクレーム、ボーディングブリッジなどの整備にかかる費用に同利用料を充てるとしている。
国内空港では施設の拡充や消費税の引き上げに合わせて、羽田空港国際線ターミナル、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港が、それぞれ同様の旅客施設利用料の値上げを発表している。