お台場の商業施設「デックス東京ビーチ」(港区台場1)の「レゴランド・ディスカバリー・センター(LDC)東京」で現在、レゴブロックを使った「羽田空港」のジオラマの制作が進んでいる。
東京の街並みを160万個以上のレゴブロックで再現した人気アトラクション「ミニランド」内に、開業以来初の新ジオラマとして、約2メートル四方のスペースに羽田空港の旅客ターミナル・管制塔・レーダー塔などを展示するもの。同フロアのほかの街並み同様、巨大なレゴブロックの制作物内部には照明なども組み込み、リアリティを出す。
実物の羽田第1旅客ターミナルビルに近いデザインの「空港ターミナル」は、本館と搭乗待合室や搭乗橋などがほぼ完成している。ターミナル前に駐機する航空機は現在までに、ボーイング757型機1機が2700個のブロックを使って完成。これより737型機も1機制作するという。航空機の横には「手荷物運搬車両」や「燃料補給車両」なども配置する。
制作は日本で唯一のレゴブロックの「マスター・ビルダー」の大澤よしひろさんら6人が6月末から取り組んでいる。空港の建物の制作時間は計200時間、そのほかの建物などを含めた総製作時間は計350時間におよぶという。今後、詳細部分の制作と「空港職員」「旅客」などの配置などを進め、「建設工事」の最終段階に入る。
同施設の営業時間は10時~21時。窓口入場料金は2,000円、前売り1,300円~(3歳以上一律)。
新ジオラマの一般公開は9月下旬を予定。