お台場と都心・港区芝浦心地区を結ぶレインボーブリッジは8月26日、開通20周年を迎えた。
東京湾を跨(また)ぐ高さ126メートル・全長798メートルの巨大なつり橋は1993(平成5年)年の同日、開通。都心側の首都高速道路や一般道の深刻な交通渋滞が緩和した。以来、橋上に整備された昼間一般が渡れる歩道が多くの人に親しまれ、夜間には四季やイベントごとのイルミネーションが鮮やかに輝くなどし、東京の臨海地区を代表するランドマークの一つになっている。
20周年を迎え「大人」となったのを記念して、橋の2つの主塔は現在、「虹色」にライトアップされている。設置されている特殊な「無電極ランプ」約180個が赤・黄・緑・青・紫に輝き、「レインボー」を演出する。記念ライトアップの時間は日没~深夜0時。9月1日まで。
記念イベントして橋梁施設の親子見学会や「夜景と輝く女性」をテーマにした船上トークセッションなども企画されている。
首都高速道路は現在、「レインボーブリッジ開通20周年特設サイト」も公開中。ライトアップ・関連企画の告知や「橋の履歴書」として建設当時の写真などを掲載している。2014年3月31日まで。