JALは7月22、羽田空港内の整備工場施設内に「SKY MUSEUM(スカイミュージアム)」をオープンする。
「スカイミュージアム」では航空誘導の「マーシャリング」業務も疑似体験できる。
同空港にある航空機格納庫のビルを使った整備工場の見学コースを大幅にリニューアル。「JAL工場見学 ~SKY MUSEUM~」として一般公開するもの。施設内には1951(昭和26)年の同社設立以来の航空関連史料を実物やデジタルアーカイブ、全長50メートルの年表を公開するほか、歴代の航空機の大型模型や客室乗務員の制服なども展示。「特別フライト」や「皇室フライト」の記録など、同社ならではのコンテンツも初公開する。さらに、運航乗務員・客室乗務員・航空整備士・空港スタッフ・グランドハンドリングと貨物スタッフの仕事を紹介するブースを設置。来場者はスタッフから説明を聞いたり一部の業務や制服着用などを体験したりすることもできる。同施設から実際に航空機の整備が行われる格納庫までの徒歩ルートも用意されている。
場所はJALメンテナンスセンター1(羽田空港JAL M1ビル、大田区羽田空港3)。通常の見学コースは、航空教室30分、展示見学20分、格納庫見学40分の計90分。年末年始を除く毎日、10時~・11時~・13時~・15時~の4回開催で、6カ月前の同日より同社ウェブサイトで予約を受け付ける。対象は小学生以上。無料。
同施設の整備は同社の社会貢献活動と事業のPR活動の一環。昨年度は約9万2000人が来場した。