スカイマーク、「ボーイング737MAX」導入へ-国内航空会社初

ボーイング737-MAX(ボーイング社資料より)

ボーイング737-MAX(ボーイング社資料より)

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 スカイマーク(大田区羽田空港3)は6月17日、「ボーイング737MAX(マックス)」を2018年以降に導入する方針を決定したと発表した。

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 現在、単一機種として30機を運用するボーイング737-800型機の後継機として、国内の航空会社として初めて導入する。737MAXは737-800型機の性能を向上させた新型機で、2017年に米サウスウエスト航空による営業運航開始が予定されている。メーカーのボーイングによると「単通路機において最高の効率性、信頼性、そして客室内の快適性」が特徴で、既存機と比較して燃料消費量が13%削減し、「現時点で最高の燃料効率性を有する機種」となるという。

 スカイマークの西久保愼一社長は新機種の選定について、同社が運航する次世代737型機(現行737-800型機)は「これまでの成長に大きく貢献してきた」とし、「さらなる成長に向けた次の段階」として「737 MAXはさらなる効率性と競争力を提供してくれるものと確信している」とコメントしている。今後、正式契約の締結に向けた準備を進めるとともに、仕様などの詳細についても決定次第発表していく。

 同社は現在、羽田空港を拠点に国内25路線を運航。2014年にエアバスA330-300型機の運航開始を予定。さらに同年後半には国際線長距離路線への進出も計画し、エアバスの超大型機A380型機6機の導入準備も進めている。(取材協力=みんなの空港新聞)

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