JALは5月、羽田空港の上級クラスの搭乗手続きカウンターとラウンジで、神奈川県をPRする企画を展開する。
同社グループが2011年5月から展開する地域活性化プロジェクト「JAPAN PROJECT」の一環。同プロジェクトは機内誌・機内ビデオ・機内食・ウェブサイトなどのツールを通じて国内各地域の魅力を紹介する企画で、月ごとにPRする地域を設定。集中的かつ広範囲な情報発信を、国内・国際観光需要の創出と地域社会への貢献・活性化につなげている。
第25弾となる5月は、神奈川県をフィーチャー。羽田空港国内線ファーストクラス・チェックインカウンターに、小田原箱根の若手職人グループ「雑木囃子(ぞうきばやし)」のメンバーによる寄せ木細工を展示。利用者に従来の寄せ木細工のイメージを一新させる同県発のモダンなデザインと木工技術をアピールする。さらに国内線「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」では、「富士屋ホテル」のオリジナルクッキー、「ホテルおかだ」の「おかだ餅」、大涌谷名物の黒卵を再現した「黒チョコ」、「小田原柑橘倶楽部」の「地域振興サイダー」、箱根で採水された名水「箱根の森から」など、を提供する(なくなり次第終了)。
羽田空港以外でも、機内誌の同月号で「箱根 再発見」の特集を掲載し、国内線機内ビデオでは「神奈川県・箱根旧街道ウォーク編」を紹介。国内線ファーストクラスで箱根町の「ホテルはつはな」の料理長がプロデュースし、地元と近隣の食材を使う特製機内食(夕食)の提供などを予定する。
期間は5月1日~31日。