JALは8月7日、北京五輪の開会式に向けて羽田空港から北京へ個人旅行者らを乗せたチャーターフライトの運航を開始した。
同フライトは、同社が五輪開催期間に合わせ「日本代表応援チャーター便」と名付けて8月中に運航する3フライトの初便。機材はボーイング767-300ERで、同社によると、座席には余裕があったが搭乗者には五輪関係者の姿が多くみられたという。
チャーターフライトは貸し切りなどで運航する場合が多いが、同3便は個人予約を受け付け、個人普通運賃または個人割引運賃での利用を可能にした。残りの2便は、9日と25日に北京から羽田に向けて運航する。機材はそれぞれボーイング767-300ER(9日)と747-400(25日)。
同社はオリンピック関連の渡航者輸送のため7月中にも羽田~北京間にチャーターフライトを4便運航したが、個人予約は受け付けずすべて貸し切りとしていた。
同社は、日本オリンピック委員会(JOC)のオフィシャルパートナー。チャーターフライトの運航以外にも「がんばれ!ニッポン!」特別塗装機の運航、特製応援バッジの着用、「がんばれ!ニッポン!」特別機内食などを通してオリンピックムードを盛り上げ、日本代表選手団を応援する。