羽田空港第1旅客ターミナル地下1階に8月8日、エスプレッサメンテ・イリーのバール新店舗「羽田空港第1ターミナル店」がオープンする。
同店は、イタリアの老舗高級エスプレッソブランド「illy(イリー)」が提案する新しいスタイルのイタリアンバール。モダンなデザインの空間で、いつでも気軽に熟練したバリスタによるエスプレッソとライトフードがスタンディング形式で楽しめる。同ターミナルを管理運営する日本空港ビルデングのテナントとして、プロントコーポレーション(港区)が運営する。
店舗位置は、同ターミナルビル・マーケットプレイス地階の中央南側エスカレーター下の約5坪のスペース。同社が「ローリングストア」と呼ぶコンパクトなカウンターのみの店舗を設置する。イタリア人デザイナー、ルカ・トラッツィさんの手によるシルバーが基調の設計で、世界各国の同バール共通のデザインによるもの。限られた空間を効率的に使い、「イタリアらしさ」(同社)を出して印象的に出店できるのが特徴だという。
同ブランドでの店舗展開は全国で13番目。空港店としては成田空港第1旅客ターミナルビル店、羽田国際線ターミナル店に次ぐ3店舗目となる。同社担当者は「条件が合えば今後、限られたスペースを有効活用できるローリングストア形式で、空港ターミナルや鉄道駅への展開を検討したい」と話す。
メニューの詳細は現在調整中だが、羽田空港国際線ターミナル店で提供するエスプレッソ(300円~)、シナモンロール(230円~)などと同程度になる予定。営業時間は7時~22時(初日のみ8時~)。