羽田空港第2旅客ターミナル3階にあるエアポートラウンジの利用率が高い。便利なロケーションと快適なサービスと設備で、1日の利用者数が1,000人を超えることもあるという。
同ラウンジは、2004年12月の第2旅客ターミナルの供用開始時にオープンした。ANAなどの航空会社の搭乗手続きロビーを階下に見渡せる3階に位置し、最新デザインの快適ラウンジシート71席(禁煙56席、喫煙15席)が、落ち着いたインテリアの中に機能的に設置されている。荷物を持った利用者に配慮し、通路や席間のスペースが広めにした。
ラウンジ内では、雑誌18誌と主要新聞5紙に加え、ソフトドリンクを無料で用意している。ラウンジオープンの朝6時からはクロワッサンも無料で提供しており(クロワッサンは1人2個まで。提供数がなくなり次第終了)、早朝のフライト利用者に好評だ。追加料金を払えば、ビールやワインなどのアルコール飲料とシャワーも利用できる。こちらは夕刻以降の旅客の利用が多い。
ラウンジ内全域は無線LAN「フリースポット」のアクセスエリアとなっており、ノートPCを持った出張者などの利用が目立つ。全国に展開する「フリースポット」のアクセスエリアの中でも、同ラウンジでの利用者数が特に多く、今年1月の全国ランキングでは、すべてのカフェ・飲食店と公共施設の中で1位だった。
ラウンジの営業時間は、6時~20時。利用には当日の航空券が必要で、料金は1,000円。当日の航空券とゴールドなど指定カテゴリーの主要クレジットカードを持っていれば無料で利用できる。
日本空港ビルデンググループ企業では、この第2旅客ターミナル3階ほか、羽田空港内5カ所でラウンジを運営している。