オリンピック水泳日本代表でメダリストの北島康介さんが8月21日、東京辰巳国際水泳場（江東区辰巳2）で小学生を対象にした水泳教室を開いた。

会場の辰巳国際水泳場では巨大モニターにも映像が映し出された

　スポーツドリンク「アクエリアス」（日本コカ・コーラ）が昨年に引き続き企画する「アクエリアス 未来への夢はじめよう。」プロジェクトの水泳教室。ロンドンオリンピック出場後の北島選手が国際レースの行われる本格的なプールで、自身が運営するスイミングクラブ「KITAJIMAQUATICS」　のコーチ陣と共に全国から募集した小学生200人に直接水泳を教える内容。

　第1部はロンドンオリンピック銀メダルを手にした北島さんがプールサイドで、「夢・目標を持つことの大切さ」として、「小さい目標でもいいから、少しずつクリアしていってほしい」と子どもたちに伝えた。第2部では参加者が実際に水中での動きやターンの指導・練習を行った後、全員で25メートルの競泳にチャレンジ。続けてタイムの上位8人がインストラクターと共に混成2チームを結成し、「125メートル選抜リレー」として単独出場の北島さんに挑み、勝利した。

　愛知県から参加した女子小学生は「北島選手はチャンピオンなのにとても優しい。同じプールで泳げて幸せ。これからもずっと水泳を続けていく」と興奮気味に話していた。

　最後には北島さんが「『僕にはできる』と、強い気持ちで夢を持ち続けて欲しい」と締めくくり、参加者全員とハイタッチして教室を終了した。