羽田空港の旅客ターミナルを運営する日本空港ビルデング(大田区羽田空港3)が7月1日、国際線ターミナルビルの出発ロビーを拡張した。
拡張により同ロビーの床面積は約151坪広がり、旅客用の座席が55%増加して約800席になった。また、同ロビー内にある特別待合室と免税店などの一部の店舗も7月初旬、リニューアルオープンした。
現在、羽田空港には1日14便の国際線定期便(定期チャーター便を含む)のほか、随時チャーター便や臨時便が運航する。昨年の国際線発着可能時間帯の規制緩和を受け、その数は増加している。都心にもっとも近い国際空港としての利便性から利用者には概ね好評で、各便の平均搭乗率は「高いレベル」(航空会社)。
現行のターミナルビルは、同空港の国際線フライトが台北行きの1日4便のみだった当時の施設。ここ数年は、急増する旅客数に対応するアメニティー施設の拡充が求められていた。同空港では現在、新国際線ターミナルビルの建設工事を進めており、今回拡張した出発ロビーは2010年の同新ターミナルの供用開始まで使用する。
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