JALは12月22日、羽田空港第1 ターミナルの利用者を搭乗ゲートまで案内するスマートフォンのアプリ「JAL AiRportナビ」の提供を始めた。
JALとNTTドコモが共同開発したAndroidスマートフォン向けの無料アプリで、位置測位を基に実写の映像に情報を重ねて表示する技術・AR(拡張現実)を使い、ユーザーを指定の搭乗口まで最適なルートでナビゲーションする。案内エリアは羽田空港第1ターミナル2階・出発階。空港案内所やトイレなどの空港施設も表示する。
アプリはAndroid端末の「Androidマーケット」からダウンロードできる。利用可能端末はAndroid OS2.2、2.3搭載のスマートフォン。フロア全体を見渡せる「フロアマップ」と、スマートフォンのカメラを通して映し出される実際の風景に情報を付加する、直感的な「3Dでのご案内」の2種類のナビゲーションを利用できる。
JALによると、航空会社による国内空港での同種のサービスの提供は今回が初めて。