JAグループとJALは11月1日、羽田空港とJAL機内で日本各地の食と農・地域の魅力を発信するコラボレーション企画を始めた。
日本人にとっての「良い食」とは何かを考え行動するJAの「みんなのよい食プロジェクト」と、日本各地の魅力を再発見し内外に向け発信するJALの「JAPAN PROJECT」が連携。「ごはん」をテーマに日本の「良い食」と、それを生み出す農業・農村・食文化の魅力をJAL利用客に向けて広く発信する。
JALの機内誌「skyward」に国内の米の産地とブランド・郷土料理などを紹介する記事(11月号=新潟県魚沼地域「コシヒカリ」、12月号=山形県「ひとめぼれ」、2012年1月号=熊本県菊池地域「ヒノヒカリ」)を掲載するほか、羽田空港の国内線第1ターミナルのダイヤモンド・プレミアラウンジでは、機内誌の掲載内容に連動した米を使った「おにぎり」を提供する。おにぎりの提供時間は早朝5時30分~(毎日なくなり次第終了)。国際線機内のプロモーション・チャンネルでは機内誌で取り上げる3米生産地の食と地域の魅力を伝える10分間の番組を上映する。
JALの各部門の社員と家族はこれまでにも、米の生産地を訪ね稲刈りなどの体験を通して米のおいしさや農家とJAの取り組み、さらには豊かな自然環境・食文化・農村文化・歴史などを学んできた。今回の共同プロジェクトではその体験や知識も生かしていくという。