京浜急行バス(港区)は11月1日、羽田空港と箱根湯本(神奈川県箱根町)を結ぶ高速バスの運行を開始する。
新路線は羽田空港ターミナルを起点に横浜駅経由で神奈川県の観光地・箱根湯本を結び、京急バスと小田急箱根バスがそれぞれ1日1往復運行する。下り線は空港国際線ターミナルを出発後、国内線第2・第1ターミナル、横浜駅の順に停車。高速道路を経由し箱根湯本駅に到着後、ホテルはつはなに向かう。上り線はホテルはつはな出発後、下り線と同じ停車場を経て羽田国際線ターミナルに到着。所要時間は上下線とも約2時間20分。
運賃は、羽田空港~箱根湯本地区間=1,900円(子ども950円)、横浜~箱根湯本地区間=1,500円(同750円)。事前予約可。
京急バス担当者によると、これまでも御殿場経由桃源台行きの路線はあったが、羽田と箱根をダイレクトに結ぶ新路線の開設で利便性が大きく向上するという。羽田空港に国際線で到着する外国人や国内線で地方から関東を訪れる旅行者の利用を期待する。