羽田空港の利用者と勤務者が寄せ書きした東日本大震災の被災者に向けた応援メッセージが今月、被災地域の各空港のターミナルビルで展示される。

　羽田空港国内線ターミナルを管理運営する日本空港ビルデング（大田区羽田空港3）のグループ社員有志が3月27日、東日本大震災の被害に向けた支援チャリティーイベントを開催。活動の一環としてターミナル内で、高さ1メートル20センチ・幅1メートル80センチの大型ボードに広く応援メッセージを募った。

　メッセージボードは今月初旬より、被災地の救援活動の拠点となっている花巻空港（岩手県花巻市）、福島空港（福島県石川郡）、山形空港（山形県東根市）のターミナル内に展示する。活動について、同社担当者は「応援メッセージが少しでも被災された方々の励みになり、被災地が一日も早く復興されることをお祈りします」とコメントする。

　同社では震災直後より被災地に向けた義援金募集も実施している。義援金は日本赤十字社を通じて復興支援に役立てていく。