京急羽田国際線新駅、開業1週間の利用客数は予想の2.5倍に

京浜急行新駅「羽田空港国際線ターミナル駅」改札。駅構内の広いスペースが新国際線旅客ターミナルにつながっている。

京浜急行新駅「羽田空港国際線ターミナル駅」改札。駅構内の広いスペースが新国際線旅客ターミナルにつながっている。

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 京浜急行の新駅「羽田空港国際線ターミナル駅」(大田区羽田空港2)が10月21日の開業から約1カ月を経て連日、多くの利用客でにぎわっている。

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 同駅は羽田空港国際線旅客ターミナルに隣接して地上交通サービスを集約する「アクセスホール」の地下に位置する。所要時間は品川駅から直通列車で最短13分。荷物の多い航空旅客向けにプラットホームなどにも広くスペースとり、出発・到着ロビーとエスカレーター・エレベーターで直結した利便性の高さなどが特徴となっている。

 同社広報担当者によると、開業前の新駅利用者数は1日約1万人と予測していたが、10月21日~27日の集計結果では1日の利用客が3万人を超える日もあり、期間の合計は予測の約2.,5倍の18万人以上。航空旅客と一般の空港見学者で、駅構内のテナント店舗などの利用を含め、にぎわいをみせているという

 新駅は同社の沿線案内冊子「京急線・普通電車の旅」の20号(11月15日発行)でも特集。14ページにわたって同駅と飲食店の詳細のほか、新国際線ターミナル・国内線ターミナルの最新情報などをカバーする内容。現在、同鉄道各駅とグループ施設などで無料配布している。

 同社では、運行を深夜・早朝にも拡大した京急バスや定額料金を導入した京急タクシーなどのグループ会社とともに、24時間運用の羽田空港の地上アクセスサービスを総合的に提供していきたい考え。

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