スカイマーク、羽田~中部線就航へ-最終新幹線以降の深夜時間帯

スカイマークのボーイングB737-800型機 写真=スカイマーク

スカイマークのボーイングB737-800型機 写真=スカイマーク

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 スカイマーク(大田区羽田空港1)は9月6日、羽田空港と中部国際空港(セントレア、愛知県常滑市)を結ぶ新規路線を2011年2月に開設すると発表した。

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 羽田空港から名古屋圏への定期航空路線は、ANAが1982年に名古屋空港(県営名古屋空港・小牧空港)線を東海道新幹線との競合などを理由に廃止して以来29年ぶりの再開となる。新路線は1日1往復で、運航時間帯は同新幹線の東京駅・名古屋駅からの最終列車の出発以降の23時前後になる見込み。同社が中部国際空港に就航するのは今回が初めて。

 同社は国内の24時間運用の空港を結ぶ形で現在、羽田~那覇・北九州線などの路線を深夜・早朝時間帯に運航している。羽田~中部線では、10月に始まる羽田発着の国際定期便との乗り継ぎも念頭に、同様に同時間帯の運航スケジュールで保有機材の効率活用を図っていく。

 同社担当者は中部国際空港への新規就航について「24時間離発着が可能な空港であり、今後の事業展開を考える上で新たな需要創出が見込める重要な拠点」とコメントしている。新路線のスケジュール・運賃などの詳細は関係当局の認可が降り次第、順次決定していく。

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