東京モノレール(港区)は8月3日、羽田空港国際線旅客ターミナルに開業する新駅「羽田空港国際線ビル駅」に空港周辺の様子を伝えるライブカメラを設置した。
カメラは同社が10月21日に供用を開始する新駅の下りホームの浜松町側の先端に設置し、空港から西および北の方向をカバーする。走行するモノレール車両を目前に確認できるほか、羽田整備場地区に駐機する航空機や格納庫、都心のビル街などを望むことができる。同社担当者によると、天気の良い日には大師橋方面に富士山を見ることもできるという。
映像は同社ホームページ上で確認できる。映像のサイズの変更もできるほか、1回20秒間の「カメラ制御権」を取得しカメラの向きとズームを自由に操作することも可能。
一般が利用可能な羽田空港内から周辺エリアを望むライブカメラには、東京空港整備事務所(国土交通省関東地方整備局)による海上D滑走路の工事状況などを確認できるものがあるが、国際線地区では今回が初めて。「東京モノレールとしても初めてのライブカメラ。新駅利用に先だってホームからの景色をライブで楽しんでいただきたい」(同社担当者)。