東京モノレール(港区)は7月29日、10月の羽田空港の再拡張・国際化以降、羽田空港~浜松町間を最短13分で結ぶ新ダイヤを発表した。
新ダイヤは10月21日に予定する新国際線旅客ターミナルビル(大田区羽田空港2)と、同ビルに直結する新駅「羽田空港国際線ビル駅」の開業に合わせたもの。平日に515本運行する全列車が国際線新駅に停車し、浜松町からのノンストップ便による最短所要時間は13分(下り線)。新駅~羽田空港第1ビル駅間・第2ビル駅間はそれぞれ3分と5分。浜松町から国内線ターミナルの各駅までは所要時間が現在より1分延びる。国際線と国内線の乗り継ぎ客はターミナル駅間の乗車は無料となることがすでに決まっている。
列車本数も平日・土休日ともに15本増便し、深夜・早朝時間帯に発着する航空機の利用者向けに運行時間帯も拡大する。始発列車は羽田空港第2ビル駅発=5時11分・浜松町駅発=4時58分に、最終列車は羽田空港第2ビル駅発=深夜0時5分・浜松町駅発=0時1分。
新ダイヤについて、同社は「国際線ビル新駅開業に合わせた輸送力増強などで、利便性向上とサービスの改善を図っていく」とコメントしている。