スカイマーク(大田区羽田空港1)が8月10日に就航する新路線・北九州~東京線の羽田空港到着時間が深夜0時になることが決まった。
同社が今年5月に就航を発表していた同路線の8月期の運航スケジュールが確定したもので、羽田出発=21時40分・北九州到着=23時20分、北九州出発=22時20分・羽田到着=深夜0時となる。羽田空港到着時刻は現在(6月)、関西空港から到着するJALの最終便よりさらに40分遅く、国内定期便では最も遅い時刻となる。
同社は今月より羽田~那覇線に深夜0時羽田出発の便を増便するなど、深夜早朝時間帯の国内便の運航を積極的に進めている。羽田・北九州・那覇などの24時間空港の機能を生かし、これまで運航がほとんどなかった時間帯における航空需要の喚起を目指す。
羽田空港では今年10月の本格国際化に伴って深夜時間帯における国際線の運航が予定されており、それに対応する地上交通サービスの拡充が期待されているが、現時点では各社とも具体的な予定はなく、「フライトの運航時刻や需要予測などを確認した上で検討する」(京急)などとしている。現在の空港発の最終電車は、京浜急行の0時20分発蒲田行き(平日)。