セガ(大田区羽田1)は12月17日、全国の系列のアミューズメント施設で、パズルゲーム「テトリス・デカリス」の稼動を開始した。
「テトリス・デカリス」は、1980年代末の登場以来、「落ちものパズル」(画面の上部から落下してくるブロックなどを操作するパズルゲーム)の定番となっている「テトリス」を巨大化しアーケードゲーム機にしたもの。70インチの大画面に映し出されたテトリスを、両手で抱えるサイズの巨大コントローラー「デカレバー」を動かして遊ぶ。1人または2人でプレー可能で、モードは、ラインを消していく「スコアアタックモード」、プレー時間終了まで遊べる「ラインアタックモード」、「2人対戦モード」、「キッズモード」など5種類から選べる。「スコアアタックモード」「ラインアタックモード」では、左右に分割したエリアの操作をプレーヤーが分担する「2人協力プレー」を楽しむことも可能。
新ゲーム機の投入について、同社担当者は「テトリスは世界でもっとも有名なゲームの一つ。ルールは説明無用で誰でもすぐに楽しめる。全身を使ってプレーするこのダイナミックなテトリスを楽しめるのはゲームセンターだけ」と話す。
スクウェア原宿(渋谷区)イベントスペースで12月19日~23日、テトリス・デカリスを体験できるイベントも開催する。150インチの大型スクリーンに映し出されたテトリス・デカリスをカップルが無料で楽しむことができる。雨天延期。