スカイマーク(港区)は4月25日、羽田-旭川線に新規就航する。羽田からは札幌・神戸・福岡・那覇に続く5都市目の就航となる。運航は毎日3往復の6便。使用機材は座席数177のボーイング737-800型機。
同社は「就航記念キャンペーン運賃」として4月25日~5月31日の搭乗期間に、大人片道10,000円の特別普通運賃を設定しているが、2月25日の発売開始直後から「好調な売れ行き」(同社)だという。
旭川空港は、旭山動物園などの観光需要の伸びを受けて、北海道の中でも新千歳、函館に次いで利用者の多い空港(国土交通省東京空港局)となっている。特に首都圏マーケットに直結する同路線は、既にエア・ドゥとJALが自社機材で就航する人気路線。同社の参入により3社合計で毎日10往復20便が就航する競合路線となる。先行するエア・ドゥ(北海道国際航空、札幌市)も25日から、「5周年&ありがとう100万人キャンペーン」を実施し、ボーナスポイントのプレゼントや特別レンタカープランで対抗する。
羽田・旭川発の各初便では特別機内サービスとして富良野産のワインを振る舞うほか、羽田発の初便の乗客には同じく北海道産の記念品を手渡す予定。
同社は、同路線で70%以上の搭乗率を目指す。レジャー旅客に加えビジネス旅客の開拓にも取り組むという。