羽田空港・第1ターミナルビル1階北ウイングの到着ロビーに、現在建設中で来年10月に供用開始が予定されている新国際線ターミナルビルのジオラマが設置されている。
新ビルの管理運営会社の東京国際空港ターミナル(TIAT)が6月初旬、国際化する同空港の中核施設となる新ターミナルを空港利用者にPRしようと制作。国内線ターミナルビルの主要動線の一つである同到着ロビー設置したもの。
大きさは縦・横約2メートル。新ターミナル・搭乗ゲート・駐機する航空機・駐車場ビル・周辺の緑地などが、実際の設計図を基に忠実に作り込まれている。ライティングは光源がジオラマ内部にあり、ターミナルビル自体が美しく輝いて見える。設置場所である国内線ターミナルを管理運営する日本空港ビルデングによると、「細部へのこだわりと効果的なライティングが特徴」だという。
偶然に設置場所を通りかかったという空港利用者の若者のグループは「(新国際線ターミナルは)思ったよりも大きい印象。都心から30分程度で国際線を利用できるのはうれしい」とジオラマに見入っていた。
併せて、新ターミナル供用開始の詳細を告知するパネルも掲出している。(取材協力=みんなの空港新聞)